立ち止まるな!ビンボ虫!

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生きるということ 死ぬということ。


 無理な延命を希望しない、と書いたら、

 難病の方からお怒りのメールを頂いたりしたのだけど、

 どう言えば伝わるのかなー、なんて思っております。


 皆様は、例えば自分が食事もできず、

 呼吸も機械の補助で行い、

 家族が話しかけても反応もなく、

 ただチューブにつながれて、朝も夜も分からない生活をずっと続けるとしたら、

 それでもずっと生きていることがとにかく幸せだと思います?


 その未来をタイムマシンで、自分で見たら、

 『このままずっと延命させてください』って言うのかなぁ。

 ワタシならもう止めて欲しい。


 なんでもなんでも、すぐに自力で生きられなければ死なせてしまえ

 なんて思ってません。

 例えばアメリカなんかはけっこう極端で、

 国からの医療費補助も少なく、基本的には個人負担なので、
  
 以前こんな話がありました。

 
 アメリカで倒れてこん睡状態になった若い女性が、

 完全に植物状態と宣告され、
 このまま回復の可能性ゼロだから生命維持装置を外すと医師に言われた。

 そして、臓器を移植に使っていいですか?くらいの話になったので、

 慌てた親が、寄付を集めて日本になんとか移送すると、

 数ヵ月後に意識を取り戻し、元気になった。

 ・・・という話。


 でも、それを老後の延命治療とは違う話です。

 分かってください。



 ワタシね、老いた患者さんの末期治療を見ていると思うんです。


 体中に疾患を抱え、
 
 認知症も進み、自分が何をされているのか、どこにいるのかも分からず、

 ただ苦しいから何度も栄養を入れるチューブなどを引き抜いてしまう。

 すると、命を守るために軽く手を拘束されたり、ミトンの手袋などをつけたり、

 それでずっと生きているのって、果たしてイイコトなんだろうか?

 
 患者さんのためだ。

 命のためだ。

 安全と延命のため。


 だけど、つねに熱があって不快で、毎日栄養分と薬をたくさん投与されて、

 苦しいから暴れたりチューブを抜いてしまったりする患者さんにとって、

 生きていることは本当に幸せなんだろうか。

 
 反対に、どんな声をかけても無反応で身動き一つできない患者さんに、

 ずっと栄養を与え、チューブで排泄を促し、

 ベッドの上で延命させることは、それは、本当に医療なんだろうか。


 オマエなんかになにが分かる!と言われそうですが、

 いろんなオトシヨリの姿を見るたびに、
 
 自分の老後のことを考えたりもするんです。

 
 老後が、60代の人もいれば、90代の人もいる。

 いろんな人がいるんだけど、

 別に税金が惜しいから、というワケじゃなくても、

 お年寄りを、本人の意思が確認できなくても、ずっと延命させていくことに、

 ワタシは痛々しさを感じるんです・・・。


 家族がお見舞いに来て、耳元で話しかけたりしている場合はともかく、

 身よりも無い方もいる。

 すると、「もう延命はしなくていいです」と言ってくれる家族も無い。

 
 肉体の、心臓の限界が来るまでベッドの上で生き続ける。

 言葉が通じなくても、視線を動かすことすら無くても、
 チューブが鼻やいろんな場所に入っていることへの、本能的な不快感を感じながら。

 医療とは人の命を救う行為だから、
 そういう方に、できる限りの治療を続け、
 マッサージし、排泄物を処理して、
 風呂に入れて、
 心をこめてケアをする。

 そういう現場で一生懸命尽くしている方々が、
 全員一致で、
 「自分なら延命治療を絶対に希望しません」と言う。

 そういいながら、
 延命を希望しているのかどうか、意思が確認できない患者さんのケアを、
 昼夜を問わずずっと続けている。

 ・・・ので、


 生きることと、自分の死について、よく考えます。

 そんなハナシです。



 ご老人の施設と、保育園がくっつている場所なんかも、
 近頃はあるみたいですね。

 ブッダじゃないけど、
 「人は老いたり病んだり困窮したりするものなんだ」っていうことを子供にも伝えたいし、
 そういう施設、いいですよね。

 お年寄りも、最初からオトシヨリだったんじゃ無いんだから。 

 
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