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謝ったら許される問題


 足利事件の冤罪被害者 菅家さんが
 県警本部長の謝罪を受けて

 「許す気になった」 と発言されていると聞き、けっこう驚いた。

 もともと温和な人だとは言われているけど、 
 なんて寛大な・・・

 突然の逮捕から17年の拘束。
 途中で弁護士がDNA鑑定をして、犯人と一致しないと訴えても裁判官に一蹴され、
 ずっと連続殺人犯として扱われてきた菅家さん。

 拘束されている間に、ご両親も亡くなった。


 人は、恨んで憎んでいても
 確かに疲れるだけだ。

 忘れて新しい人生を踏み出すことが必要なこともある。

 でも、多くの人が憎しみや怒りから
 そう簡単に目をそらすことや、許すことができない。

 菅家さん、すごいな・・・・



 お金をもらっても、
 当時の捜査員や裁判官全員に土下座されても、
 私は許せる自信がない。

 許さないで怒り狂っていても、
 亡くなった人も時間も戻らないのだけれど・・・。



 ドラマ「相棒」で、こんな話があった。

 死刑執行をされず、長年拘束されていた死刑囚が、
 病死した。
 
 疑問に思った刑事が、どうしてその死刑囚の刑が執行されなかったのかを探ると、
 実はその死刑囚は冤罪の可能性が濃厚で、
 多くの関係者が無罪の可能性を皆が疑っていたので、死刑に踏み切れずに居た。

 けれど警察、検察の面子や、裁判官の責任問題などを考えると、
 今更裁判のやり直しもできず、
 ただ、長期間拘束していたことが分かった。

 そして、
 無実の罪を訴えながら、死刑囚のまま、寂しく病死してしまった。

 死刑が執行されたのではなく、病死なので、
 おそらく、無罪と分かっても、賠償金は3000万円に満たないだろうと言う、
 やりきれない結末。



 菅家さんの例を見ても分かるように、
 これは別に、ドラマの中だけの、あり得ない話ではない。

 菅家さんに対しては、有力なアリバイ証言などもあったのに、
 無罪になりそうな証言は、握りつぶされた。

 怪しい点もとくになく、性犯罪歴も、逮捕歴もなく暮らしていた1人の男性が、
 突然逮捕され、間違ったDNA判定だけを頼りに、有罪とされて、17年。

 菅家さんのご両親は、心労などで、亡くなった。


 これで、17年の間に、もし菅家さんが亡くなっていたら、
 無実を訴えながら死んでいたら、
 賠償をする相手の遺族すらいなかった。

 菅家さんご本人が亡くなっていれば、無罪が分かったとしても、菅家さんが受け取れるものは、
 「無罪の証明」だけ。

 最初から無かった罪を着せられて、
 それが晴れるという、当たり前のことしか手に入れられなかったはず。

 そう思うと、
 それだけの恐ろしい目に遭い、
 17年の月日を苦しみの中で過ごしたのに、
 「許す」と言える菅家さんに、心から敬意を表したい。

 
 ドラマ「相棒」の中でも、無罪の確信を持っている裁判官や、
 捜査に疑問を抱いている警察官がいても、
 みんな、大きな流れや権威、面子の前に、誰も彼が無罪だと、言える人がいなかった

 心の奥に、苦い思いを抱え、後ろめたい思いをしながらも、
 自分の立場や「上の意向」の前に、沈黙していた。

 多くの企業で、弱い立場の従業員たちがなかなか内部告発できないように、
 公務員でも、警察官でも、国と言う仕組みでも、同じこと。

 「許す」と言った菅家さんの前で、
 警察や司法は改めて心に誓って欲しい。

 間違いに気づいたら後戻りすることを。
 冤罪の可能性に気づいたら、逮捕した側のプライド面子より、正しい捜査を迷わず選択することを。


 ( ̄(││) ̄)・・・。

 真犯人は、この騒動を見ながら、どこかでほくそ笑んでいるのだから。
 
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