立ち止まるな!ビンボ虫!

貧乏タガメ。尊敬するブロガーさんたちの真似をして、FC2へ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

避難区域の中と外。

 メルトダウンが公表され、まだ先の見えない避難生活が続く、近隣住民。

 その避難区域は、
 広がる一方。

 避難区域にギリギリひっかかって、慌てて避難を余儀なくされた方は、
 わずか数キロ先にある我が家を懐かしんで身もだえするのを見た。

 思い出の品物も多く、もう老い先短いから、あの家で死にたいと。


 避難区域にギリギリ含まれなかった「ラインの外」の地域の人は、
 逆に「居ても大丈夫」と言われても、
 不安は抑えられない。

 国境があろうと県境があろうと、空はつづき、地面は続く。
 雨も風も通り過ぎる。

 完全に「安全」と「危険」を分けるラインは無いのだから。
 


 隣の村の人たちが避難したのに、「区域外だから」安心して暮らせるわけもない。

 私は賃貸で暮らしているから、もし隣町が避難区域になれば、
 子供連れで遠くに引っ越すだろうと思う。
 生活は大変だろうけど、持ち家がない分、少しは身軽。


 けれど
 家やお店、資産や農場が避難区域内にある人たちにとっての「避難」は、
 もっと、とても重い。

 立ち退けと言われないのに立ち退くこともできず、
 避難するとしても行き先も無いし、
 「ここは危ないんじゃないか」と思いながらも生活を続ける人たち。



 この先も、原発は多くの人の人生を狂わせていくんだと思う。


 地震で直接被害を受けなかった人の人生も、
 こうして大きく歯車が狂っていく。

 死者を直接出さなければ「原発事故の規模は小さい」のだろうか。


 小さな島国日本に、
 これほど多くの「人が住めない地域」を作り、
 我が家や思い出を失って、
 そして、生まれ育った土地に、死ぬまで入れない人も大勢いる。

 高齢者や障害を持った人は、
 荷物を取りに行くことも許されない。


 この原発事故の悲劇を、
 チェルノブイリと比較してどうこう言うのは、おかしい。

 規模がどうであれ、被害が甚大なのは事実。


 そして、一体どれくらいの被害になるのか、
 まだ事故は終わっていないのだから、分かりはしない。


 半年後に落ち着く、と言われた話など、
 きっと半年後には無かったことにされているだろうに。



スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://oyabakada.blog121.fc2.com/tb.php/1226-56c04b68
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。