立ち止まるな!ビンボ虫!

貧乏タガメ。尊敬するブロガーさんたちの真似をして、FC2へ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

いつもそこにある危機。

 少し時間があって、

 こんな本を立ち読みしてしまった。

 
人は皆「自分だけは死なない」と思っている -防災オンチの日本人-人は皆「自分だけは死なない」と思っている -防災オンチの日本人-
(2005/03/02)
山村 武彦

商品詳細を見る



 簡単にはまとめられないのですが、

 押し付けがましい内容でも

 危機感をあおるだけの内容でもなく、

 ふむふむと読み進んでしまいました。


 いい本だと思いましたわ。



 集団心理だとこうだ、と言われて客観視してるつもりでいても、

 いざ自分がその場にいたら、

 気付けば同じように「誰も動揺して無いから大丈夫だろう」と

 周囲の人を見て思ってしまうんでしょうね。



 アタクシが子供の頃も、

 時々非常ベルが学校で鳴ることがあっても、

 誰も同様しなかったし、すぐにハッとする先生もいませんでした。


 生徒も。



 だいたいが誤作動かイタズラだから、

 まるで非情ベルがオオカミ少年のように

 「また鳴ってるわ」という慣れを起こしてしまったんですよね。


 学生にとって、

 避難訓練で必死にまじめにやるのは『かっこ悪い』ことだったし、
  
 真剣にやれ!と言っている先生たち自身にも

 行事を真面目にやらせようという気持ちが見え隠れしていて、
 
 「本当に危機の時のためにやるのだ」という感じではなかったと思う。




 社会人になってからも、

 職場で警報がなって、大慌てする人を見たことがありません。
 
 どこもがそうだとは言えませんが、

 少なくとも、私が見た職場では全部、

 警報がなれば面倒そうに誰かが立ち上がり、 

 警報を解除して終わりでした。



 なんで鳴ったのか急いで見に行く人も居なければ、

 ダッシュで避難する人もいませんでした。




 いつも危機を感じて生きていては疲れますが、

 慣れとか感覚の鈍りは怖いですね。




 今回の東北大震災の津波で消えた市町村の人も、

 インタビューでこう言ってましたっけ。


 「今まで地震が来るたびに津波警報が出ていたけど、
  いつもたいした津波は来なかった。

  だからまさか、警報の後で本当に津波が来るなんて思わなかった」
 


 まさか本当に津波が来るとは思われない津波警報。

 それほどに、頻繁に聞くことで慣れてしまった警報。
 
 1人で大慌てして逃げたらかっこ悪いという周囲への気持ち。

 まさかすぐには来ないだろうと、持ち物を準備する気持ち。

 避難の指示が出てから逃げよう、とまずは自宅で待機する支持待ちの気持ち。


 いろんなものがミックスされて、犠牲者の数は増えた。

 なによりもまずは命だ、と、なりふりかまわず逃げた人が、結局は助かった。


 もちろん、どんなに必死で逃げても逃げ切れないほど低い場所に居た人も

 いるのだけれど・・・。


 明日はわが身。

 地震がもし来たら、じゃなくて、来るという前提で備えよう。

 気持ちも、設備も、練習も。

 


 
 
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://oyabakada.blog121.fc2.com/tb.php/1187-e5e0d13f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。