立ち止まるな!ビンボ虫!

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親を大事に・・・とは思うものの。

 毎日毎日、出てくる言葉は「疲れた」だけど、
 一応、
 父も転院したことだし、またタマクローを連れて様子を見に行く。

 遊びに行っているようで、
 そうでもない。
 これもリハビリに効果があるのだ。

 片方の目しか見えず、視野も狭くなった父。
 しかも空間認識能力も半分以下になった。

 眼圧も高い父は、疲れるからテレビも新聞も見られない。
 手も不自由だから、何もできない。

 ただぼんやりとベッドに座って何か考えると、
 損傷した脳では、それすら疲れるらしい。

 今日と昨日と、
 今とさっきと、
 朝と夜と、
 3日前と今と、
 時間の区別もついていない。

 このままだと認知症一直線だから、
 家族に会うのは、とくに「孫」を見るのは効果があると言われるので、
 しょうがなく連れて行く。

 そしてキレイごと人間だから、
 はげまして笑顔で「キレイな看護師さんでいいねぇ」なんて言っておく。



 内心では、
 どうしても父に心から同情ができない。
 
 親を大事にしたい気持ちもあるし、
 親がいなきゃ、自分はここにいなかったということも分かってる。
 
 タマクローにも、
 おじいちゃんは優しくて、ママとおじいちゃんは仲が良かったという記憶を残したいので、
 キレイごとばかりの毎日。

 でもイライラする。


 私たちは子供のころ、病気になると苦しいのに怒鳴られた。
 「病院代がもったいないじゃないか!」とケチケチして怒りまくる父が怖くて、
 熱が出てもフラフラしても、黙って隠していたこともあった。

 娘が病気をしても、
 怪我をしても知らん顔。

 「金がもったいない。金は出さんぞ!」


 でも、自分の父(亡くなった祖父)が盲腸程度で入院したら、
 すぐ見舞金を包んですっ飛んで行った。
 
 祖父の妹が骨折したときも、歩ける程度の骨折なのに、
 顔色を変えてすっ飛んで行って大金を渡した。


 私たちは一体なんなのだ。
 父にとってなんなのだ。

 「男の子が欲しかったのに」と言われても、
 私たちは好きで女で生まれたワケじゃない。

 食わせてやってるペットか?
 八つ当たりするための道具なのか?
 そんな悔しい思いで生きてきた。

 資格を取りたくても、
 進学したくても、就職も、
 父に全力で妨害された。

 姉の場合なんて、先生が家まで「進学させてあげてください」と頼みにきたのに、
 女の進学に出す金はない!と先生を罵倒して追い返した。

 母も、無意識に自分のそばからムスメたちが巣立ってしまうのを恐れて、
 「あなたたちはどうせ何もできない」と呪文のように言って育てた。



 人のせいにしてもしょうがないけど、
 イマイチ、育った環境には恵まれなかった。

 食べるのにも困る状況じゃなかったから、
 まだ恵まれている方なんだろうけど、
 いろんな、大きな憎しみやシコリが心に残っていて、
 父を素直に大事にしたい気持ちになれない。


 お前らなんて死んでもどうでもいい。
 と言われてきた娘が、どうやったら心の底から感謝して、
 父の介護ができるだろうか。




 親は大事だとか、
 大切にしなきゃという大義名分は分かる。


 が・・・


 
 そして、今更なにを言っても、
 半分も理解できず、
 同じことを繰り返し言っている父に、
 そんな気持ちをぶつけても仕方が無い。

 私の悔しい気持ちは、
 過去の人生は、修復もできず、気持ちの整理もつかないまま、
 ベッドに寝たきりの父の前で胸の奥に溜まっていく。



 そんな父が言った。

 「看護師さんっちゅうのはすごい仕事だなぁ。
  世話になるなぁ。
  お前もこんな、人のためになる仕事せんのか!役に立たんな、お前は」


 (ー"ー )・・・。


 お前が進学を阻害したんじゃないか。
 お前が女に資格なんか取らせたら、ろくな者にならん!と言ったんじゃないか。
 お前がジャマしたんじゃないか、
 あたしたちムスメの人生を。


 と心のそこでふつふつと怒りがこみ上げてきたところで、
 さらに父が言った。


 「しかも、いまさらその歳じゃ、やり直しも効かんな、おばさんだからな」

 ( ̄(││) ̄) ・・・。


 言ったこともすぐ明日には忘れるんだろうから、
 ここで腹を立ててもしょうがない。

 が、
 なんだろう、この、湧き上がるどうにもならない怒りは。

 見舞いに行くと、
 大変気分が悪くなるんだけど、
 もう、見舞いに行かなくていいだろうか。

 法事に行くと、母に「うるさい嫌な娘だ」って言いふらされるから、 
 法事の手伝いも、もうやめていいだろうか。

 疲れちゃった。




 ・・・でも、いざ母が介護疲れで倒れたら、2人とも私が背負うんだよね。



 今は考えもまとまらず、
 どよーんと、暗黒のトンネルが、
 出口の見えないトンネルが続いているような気がする、そんなアタクシ。

 
 親は大事に、
 親に感謝を。
 
 そんなキレイごとは分かってるんだけど、
 気を取り直して見舞いに行ったり、
 法事に参加したりするたびに、
 どんどん自分の心が蝕まれていくような気がする今日この頃。

 ( ̄(││) ̄) 




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  • 2011/01/11(火) 13:36:08 |
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