立ち止まるな!ビンボ虫!

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死ぬ前に思うこと。


 祖父が亡くなりました。

 明日は頑張らねば、と、
 きちんと晩御飯を食べたら、ムネヤケと胃痛、そして心労で眠れなくなりました。

 通夜がまってるのに・・・。

 ほんとに胃が弱ったな、ワタシ。



 そして、いざ寝ようと思うと、息子のズボンのゴムが伸びていたから変えなきゃ、とか
 くだらないことを思い出して、
 また目が冴えてくる。

 仕方ないので日記を書き、
 ついでにネットで葬儀の場所などを再確認しておこう。



 今、祖父が亡くなる前に何を思っていただろうと、
 いろいろ考えている。

 老いてから住まいを変えるのはイヤだと、
 認知症の祖母を介護しながら二人暮らしをしていた祖父。

 祖父は、祖母より先に死ぬことが心残りだったろうか。


 本来なら、絶対に死んでいるであろう状態で、
 先端医療に支えられ、チューブだらけになって命を永らえている間、
 祖父は何を思っただろう。

 多くの親族が、かわるがわる挨拶に来て、
 「自分はもう永くないだろう」と、分かってはいたと思う。

 でも、
 呼吸器の下から、
 お正月に配るお年玉の心配をしていた。

 私たちは
 「全部まかせて。大丈夫だよ」と言い続けたけど、通じただろうか。



 ワタシの側には、
 死にそうになった親族が2人居て、
 それは父と姉だ。

 姉は持病が悪化して内臓から出血し、
 深夜に大量に下血している常態で発見されて、本当に死にそうになった。

 内臓のどこが破れているかはっきりしないし、
 すぐふさぐこともできなかったので、
 大量出血のショック状態で、いつ死んでもおかしくなかった。

 輸血しても、血圧が上がればまた破れている箇所から出血する。

 そんな状況の時、
 姉は、「最初に倒れた時に死んでればラクだった」と思ったそうな。


 出血によって倒れたとき、
 「ああ、これはダメだ、ワタシは死んでいくんだ」と静かに思って
 脳から脳内麻薬などが出るせいか、
 安らかな気持ちになったんだそうな。

 でも、救急救命で助けられて、
 機械につながれて生きているときには、
 そういう感覚はなく、
 意識が戻ってからは、体は動かなくても耳は聞こえていたので、
 周囲の救急患者が死んでいくのが聞こえて、
 「ワタシも死ぬの!?怖い!怖い!」と、ものすごい恐怖に襲われたのだと言う。

 結果的には、
 あの時姉は若かったので、助かって良かったのだけど、
 姉が言うには、
 病気などが悪化して、自然に死がやってくるときには、
 心が安らかで、あまり怖く無いし、本当に穏やかに眠る気持ちなんだそうな。



 そして、今回脳出血で倒れた父も、
 出血量が多く、脳が圧迫されて、
 発見が遅れたら確実に死んでいる状況だった。

 命を救うには、頭蓋骨を開けて、
 脳を圧迫しているものを除き、縫合することが必要で、
 それをやったけど、
 今はまだ、栄養補給も排尿なども、すべてチューブ経由の生活。
 
 言っていることも、けっこうおかしい。

 そんな父でも、
 倒れたときのことは意外にもよく覚えていて、
 意識が戻ってから、
 何度もかすれた声で説明していた。

 だんだん体がしびれたりしてきて、
 助けを呼ぼうにも声も出ず、
 電話もかけられずに倒れ、
 「ああそうか、これが脳梗塞とか脳溢血っていうヤツかなぁ、俺は死ぬんだな」って、
 穏やかな気持ちで思っていたんだそうな。

 その時は本当に、
 別に苦しく無かったそうな。


 
 殺人の被害者や、
 拷問などで亡くなる人は別だろうけど、
 人は自然の摂理で、病などで亡くなる瞬間には、
 怖くなくなるように、そう、できているのかなーと、
 つくづく思いました。

 救命で命を救われた後、
 じゃあ、そのままずっと身動きもできないままICUに居て死ぬのはどうなんだろう。

 祖父くらい高齢なら、もう、
 いろいろと諦めもつくだろうけど、
 やっぱり「死」を長い間意識して苦しむのは、辛かったろうか。



 選ぶことはできないけれど、
 本当に、こう、
 すーっと眠るように死ねたらどんなにいいだろう、
 なんて思う本日。


 父が、ずっと祖父の幻覚を見ていた。

 幻覚でなくて、
 本当に霊なのかもしれない。

 生きているべき体ではなく、無理に機械で生かしているだけだったから、
 もしかして、中身はもう、
 あちらの国を目指してさ迷い歩いていたんだろうか。

 最後に父に、
 何か言い残してあげただろうか。


 もし、霊が本当に居て、
 父に会いに来ていたのなら、
 せっかく取り留めた命なのだから、ずっと動けずに寝たきりになってしまってはツライので、
 「お前はリハビリ頑張って、ワシの墓参りに来い」 くらい言って欲しかったな。

 祖父、
 ワタシには見えないけれど、
 とにかく、心を込めて送ろう。

 遺族にできることは、それくらいだ。


 
 
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