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呼び名の変化

 古い介護の本を読んでいて、
 手伝いのおばさんとか、労災のおばさんとか、
 「おばさん」と呼ばれる人がたくさん出てきて驚いたけれど、

 その他にも、移り変わりで時代を感じる呼び名がいろいろあります。

 障害として新しく認められた症状や、
 症状の呼び名の変化。


 古い本だと、今で言う「認知症」は、はっきりボケ老人って書いてある。

 呆け、が蔑称と忌み嫌われたり、否定されてからは
 痴呆、痴呆症、痴呆老人。

 それもまた失礼だとか悪い呼び名だとなると
 「認知症」

 その内容も、加齢によるものやアルツハイマー型のものだとか、違いもきちんと書かれて。


 20年以上前の本だと、本当にこんな本が売られていたのかと驚くほど、今では蔑称とされる障害や病気への呼び名がたくさん使われている。

 「認知症」も、そのうち、また呼び名が変わったりするのかしら。
 カタカナ語に変わると、正直、ちょっとついていけないかも・・・。


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おばさん

 1980年代に書かれた介護の本を読んでいたら、

 やたら「おばさん」という単語が多いことに驚いた。
 正直、あんまりいい印象は受けない。


 1980年代、子供の頃だから少しは覚えている。

 確かにあの頃は、
「おばさん」という名称がとても多く使われていた。

 学研の教材を持ってきてくれる女性スタッフが「学研のおばさん」
 
 日本生命のセールスにくる女性社員は「ニッセイのおばさん」

 ヤクルトを販売する「ヤクルトおばさん」

 別にバカにしているのではなく、正式名称。
 コマーシャルでも、「学研のおばさんまだかなー♪」と言う歌まで流れていたのを思い出した。


 普通に、ある程度若くないと判断された女性は、
 まとめておばさんと呼ばれていたのよね。

 「大人可愛い」とか「40代女子」という言葉が溢れる平成の世の中から思い出すと、違和感があるけれど。




 80年代って、
 まだバブルはこれからで携帯電話もない時代だった。

 30年くらい前の「常識」はこんなに違うのか、と、
 内容よりも本の時代背景の方に気を取られた。



 介護のおばさんだの、
 労災のおばさんだの、今なら怒られそうな呼び名だわよね。

 ヘルパーさんを「手伝いオバサン」って言うようなものだもの。

 そうだったわねぇ・・・。
 昔は長期入院患者に付き添って世話をする、看護師でもない微妙な立場の女性たちがいたしね。

 医療や介護も変わったし、本当に時代は変った。




 あの時代を普通に生きてきた人に、それは蔑称だとか、失礼だとか言っても、
 イマイチ実感がないだろうな・・・


 介護してくれる○○さん、という、個人でも女性でもなく、「介護のおばさん」としてしか、目に入らないのだもの。
 ○○さんの奥さん。
 ヤクルトのオバサン。
 介護のオバサン。
 オバサン
 オバサン
 オバサン。


 きっとオバサンって言われて怒ったら、
 怒った方が変だと思われたんだろうなぁ。

 40代でも50代でも、「女子」って言っちゃう時代が、その20数年後くらいに来るとは、
 あの頃は想像もしていなかった。

 あと20年後には、今度はどうなるのかしら。
 その頃に、今の新聞やニュースをあらためて読み返したいもんです。


 



 

壊れる脳

 手足が不自由だとか、そういうことに比べて、
 脳に残った障害って
 本当に分かりにくくて、微妙だと、つくづく感じる昨今。


 以前、あるレントゲン技師の方が
 脳梗塞で倒れたことがあった。

 手が不自由になったのでリハビリをし、
 職場に復帰なさったときには、
 本人も周囲も、涙を流して喜んだ。


 けれど、

 だんだん気付いた。


 あの人は、以前のあの人じゃ、なくなってきている。


 ささいなことが我慢できずに自制心もなく怒り出す。

 イライラして、怒鳴ったり同じことをいつまでも言い続ける。

 やっていないことをやったと言い張ったり、思い込んだり。

 
 とにかく、性格がきつくなった上に

 「我慢」をしない。


 何かの途中でも気になることがあると黙って行ってしまったり、

 他のことに気をとられると、やるべきことがあっても違うことに没頭してしまう。

 注意されれば怒ったり暴れたり。



 脳梗塞は、脳を壊したことで、少し人格や性格も壊してしまった。


 人とは魂があると思ったりしたい気持ちもあるけれど、
 人間、本人そのものは、
 つまりは「脳」であるのかと思う今日この頃。

 脳が壊れたことで、その人が変わってしまうのならば・・・。


 ただ、見つけにくい障害ですよね。
 普通に仕事もできるのだし、学力も低下していないのだし。

命が大事なことは十分分かった上で。

 私は、今もきっと子どもは産めるだろうけれど、
 相手もいないし、
 育てられる経済力も限界があるので、きっとこの先子供は産めないと思う。


 で、

 近頃、出生前診断について話題になっているけれど、
 「福子」なんて言葉もあって、障碍がある子は、家族の絆を深めてくれたりする、
 福をもたらす子と励ます言葉もある。

 育てられる家庭だから、赤ちゃんも選んでこの家に来てくれたんだよ、と
 そうアドバイスして支える人もいる。

 けれどあえて言いたい。

 障碍児が産まれたことで、離婚する家もあれば、
 家庭を選ばず、シングルマザーの家にでも貧乏な家にでも、障碍のある子は産まれる。

 恵まれた環境で、夫婦揃っている環境でしか生まれないわけじゃない。



 あくまでも、安易な堕胎には反対。

 私の知り合いで、知らずに服用した薬の影響で「8割以上の確率で障碍があるでしょう」と言われた子が、
 なんともなく生まれてきたこともあったので・・・
 もちろん、ダウンなどとは違うのだけれど。


 ダウン症でも、
 知的障害でも、身体障害でも、赤ちゃんはみんな可愛い。

 本当に、命って素晴らしいと思う。

 今、介護の現場の片隅にいて、親の苦労も、本人たちのことも見て、
 改めて思う。

 命は大事だ。


 けれど、健常児が生まれたときと、重い障碍を持って生まれたときでは、
 親の負担は全然違う。

 その後の人生は変わる。

 
 そして可愛かった障碍児童は、障碍をもった大人になり、いつか親の手に負えない場合も出てくる。

 親が亡くなって、残されてしまって親類に疎まれたり、
 財産を騙し取られてしまったり、
 そんなのを見ていると、つらい。

 障碍が重ければ、サポートなしで生きられない。
 
 そういう子が産まれるかもしれないと分かったときに、
 「そうか」と思えるサポート制度が、この国にないから、
 出生前診断が堕胎につながるんじゃないだろうか。

 もっと福祉にサポートを。
 介護者の苦労に、手助けを。
 心から思う。



 そして、健常者として生まれても、
 事故やトラブルで、成人後、立派な学校や企業で働いていても、
 誰しも、いつ、
 重い障碍を負うのかは分からないことを、忘れちゃいけないと思う。


就カツ鬱か・・・

 うまくいかない就職活動で
 鬱になる若者も問題になっているそうで。

 そこで鬱になっていると、
 社会で理不尽な目にあって生きていけそうにないけれど、
 気持ちはすごく分かる。

 
 勉強が苦手でも
 得意科目の運動があれば進学できたり、

 勉強ができればいい大学に入れたり。


 そういうのが
 通じなくなってくる・・・。

 コネやツテも大事。
 技術や世渡りも、経験も。

 
 新卒の中学生が金の卵ともてはやされたり、
 行ったこともない企業に就職が決まっていたり、

 高校や大学にどんどん人事部の人がきて、説明会に行けば内定、なんて時代は
 はるか昔に過ぎた。


 今、企業が欲しいのは、
 金の卵じゃなくて、

 すでに孵って、ヒヨコも通り過ぎて、
 立派に育った親鳥だ。
 タマゴも産めるくらいの状態で欲しい。

 そして、しかも非正規雇用で、退職金も出さなくていいなら、
 なおいい・・・。


 優秀な人材なら、もちろん、鬱になることもなく、
 すんなり人生がひらけて、
 いい会社でスムーズに生きていけるのかもしれない。

 けれど、
 人生って厳しいもんだよね・・・。

 学校って、
 規則で息苦しかったけど、守られていたんだってこと、
 社会に出ると、
 つくづく分かるもんだよね・・・。



非正規・・・非正規・・・


 景気が上向いていると言う。


 どこかの世帯ではそうなんだろうし、
 どこかの豊かな地域や、富裕層はそうなのかな・・・。


 失業や転職をして、市役所やハローワークにも何度も通ったけれど、
 そこにいる職員の
 非正規率の高さ・・・。

 「有効求人倍率」を上げるために作る緊急雇用対策は、
 有期雇用で、時給で、退職金なし、週3回程度が多い。

 少なくとも、私のいる地域で、
 公社とか
 役所とか
 ハローワークみたいな場所での非正規雇用は、そんなのが多い。

 私を対応してくれた女性も
 「実は私も今月で期限で、更新なしで雇用されたんです。また職探しですよ」と苦笑いしていた。

 ( ̄▽ ̄;) ・・・。

 職安職員がリストラでまた職探しか・・・。




 景気がよくて、有効求人倍率が100%越えの裏側なんて、
 こんなものです。

 それでも、外国人や耳の不自由な人への専門窓口があるだけ、まだいいのかもしれない。


 これ以上、
 障害のある人や、各国の担当者を増やす予算が、きっと無いだろう。
 職安の人も、苦い思いはあるに違いない。

 職安の説明会に行ったとき、
 説明用のホワイトボードは壊れていて、
 エアコンも壊れていた。

 学校の自由研究みたいに紙を広げて説明している人も、
 予算が欲しいな、と思ってるんだろうなぁ・・・。


 自治体が潤っていると言われる地域でも、
 福祉施設や
 養護学校では、雨漏りを直す予算もなかなか出ないと、担当者がぼやく。


 本当に豊かな国って、
 豊かな人が困っているところに目を向けて、お金を回せる国かもな、なんて
 思ったりする、タガメ。


 私に「国民年金」の手続きしてくれた人も、
 非正規の女性パートだったなぁ・・・
 860円~、で募集が出てたけど、社会保険雇用保険なしだったから応募しなかったけど。




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